HTL22ことHTC J ONEのブートローダーアンロックとS-OFFからのroot権限取得、そしてAndroid4.2へバージョンアップなど

HTL22

赤と黒の組み合わせ・・いいじゃない・・


実は私、気が付いたらauのhTC J ONEことHTL22を購入していました。
auのLTEフラットの回線があったのでね・・

もちろんメインでガッツリ使うために買った。

「メインでガッツリ使う・・」
それは私にとって言うまでもなくroot権限が必要なカスタムも含めた使い方を意味している。

今回はhTC J ONEことHTL22のブートローダーアンロックとS-OFF、そしてroot権限取得手順を紹介しよう。

なぜHTL22のrootを取得するのか

普通に使っていたある日、妙な挙動に気付いたんだ。

再起動する前にオフにしたはずの・・
ーーWi-Fiが勝手にオンになっているーー

ベテランなauユーザーの方々はau Wi-Fiとau Cloudというサービスを利用しているだろうか?

とても便利なアプリさ。
でも・・勝手にWi-Fiのオンオフをしたり、アップロードするつもりも無いのに写真をアップロードしてしまうような仕様はどうだろう。
au Wi-Fiに関しては無効化しても状況が変わらなかった。どうなってんだ、クソォ!
使いたい人にとって非常に便利でシンプルなサービスだが、私には挙動をユーザー自身で管理できないのは納得がいかなかったんだ・・。

だから、au Wi-Fiとau Cloudのアプリ自体を完全に削除するためにroot権限が必要だった。
無効化なんて中途半端なことはしない。

御託はさておき、本題に入ろう。

作業内容や注意点など

今回紹介する内容はHTL22のブートローダーアンロックとS-OFF(セキュリティOFF)
もしも私と同じことをしたいと考えるなら、まずは注意事項を理解してほしい。そして、単にコピー&ペーストで作業してしまうとかではなく、コマンドそれぞれがどんな意味を持っているのかとも理解してほしいわけさ。

※注意!!
ここで紹介する方法はroot権限での作業です。
やるのであれば端末の起動不可、補償も無くなっても良いというリスクを負わなければならない。よくわからない人は手を出してはいけない。
何か失敗しても自分自身で解決(自己責任)が基本。
そしてroot権限での作業した内容によっては、本当に壊れるので注意。

ちなみにアンロックとS-OFFをする前にau公式のAndroid4.2.2アップデートを適用すると、現状ではroot権限の取得は不可能になるようだ。

そういう事情もあり、流れとしてはアンロックとS-OFFしてからAndroid4.2へバージョンアップしリカバリ領域を書き換え、リカバリモードからroot権限を取得する流れで作業する。

今回の記事はほとんどHTC速報さん、そしてScottish Vinegarさんfi01さんのツール、そしてRevolutionaryの人たち・・いろんな方々のおかげで自分のやりたいカスタムができる。感謝しています。自分もこういうスキルがほしい!

さて、作業内容の紹介だ!

  • PCの下準備
  • 必要なものを揃える
  • ブートローダーアンロック&S-OFF
  • au公式のAndroid4.2.2へのバージョンアップ
  • カスタムリカバリの導入
  • root権限の取得
  • いつもの一言
  • PCの下準備

    こういった作業の際に必要になるのがAndroid SDKだ。下準備として、PCにAndroid SDKをインストールしておこう。
    インストール手順は過去の記事を参考にしてくれ。

    ・windows8の人
    windows8版!Android SDKインストール手順 2013年6月版

    ・windows7の人
    【新・初心者向け】Android SDKの最新インストール手順2011年10月版!少しだけシンプルに解説!

    そして、Android SDKの次はHTL22のUSBドライバをインストールしておく必要もある。HTL22のUSBドライバはhTCが配布している「HTC SYNC」というソフトウェアをインストールすればOKだ。

    ・hTC「HTC SYNC Manager」
    http://www.htc.com/jp/software/htc-sync-manager/

    必要なものを揃える

    準備ができたら必要なものをそろえるんだ。
    必要なものは以下の4点だ!

    ・revone
    ・run_root_shell
    ・カスタムリカバリ(CWM/TWRP)
    ・Supersu

    revone/run_root_shell/CWM(カスタムリカバリ)

    revone、run_root_shell、カスタムリカバリはHTC速報さんとScottish Vinegarさんのサイトから、それぞれダウンロードできる。ただダウンロードするだけではなく、必ず記事を読み内容を理解すべきだ。
    カスタムリカバリに関してはHTC速報さんの公開しているCWM(4.2.2用のものなので2つ目の記事でダウンロード)を使わせていただいた。3つ目のScottish Vinegarさんのサイトでは「4.2.2用TWRP2.5.0」というCWMとは別のカスタムリカバリが配布されている。

    ダウンロードしたら、PCに適当なフォルダを作り、そこにいれておく。zipファイルは解凍しておこう。
    ちなみに今回は「コンピュータ→ローカルディスク(C:)」に「HTC」というフォルダを作りそこにファイルを置いている体で紹介するよ。

    1:HTC速報「HTC J One HTL22のS-OFFが可能に、M7_WLJ専用「revone-wlj」が公開へ S-OFF手順」
    http://htcsoku.info/htcsokudev-news/au-m7-revone-soff/

    2:au HTL22 HTC J One 2.15.970.1のアップデートの現在状況と、更新ファイル(CWM/RUU)等を公開した件について (HTC速報Dev)
    http://htcsoku.info/htcsokudev-news/au-m7wlj-2159701/

    3:Scottish Vinegar「小物置き場」
    http://www.scottish-vinegar.com/小物置き場/

    SuperSU

    SuperSUはrootそのもののこと。xdaのサイトからZIPファイルをダウンロードすることができる。ダウンロードしたら、HTL22本体メモリ(SDカードでもOK)に入れておこう。

    ・xda-developers「SuperSU v1.65」
    http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1538053

    ブートローダーアンロック&S-OFF

    基本的にはHTC速報さんの記事を参考にすればできるけど、私なりに少しコマンドを変えた部分があるので紹介。ここからの作業はHTL22をUSBケーブルで接続(接続の前にHTL22の「USBデバッグ」をオンにしておくんだ!)しPCのcmd(コマンドプロンプト)で行う。

    まずはrun_root_shellとrevone-0.2.1-wljをHTL22に送り込む。

    adb push C:\HTC\run_root_shell /data/local/tmp/
    adb push C:\HTC\revone-0.2.1-wlj /data/local/tmp/

    送り込んだらadb shellでログインをし、送り込んだツールの権限を変更する。

    adb shell
    chmod 755 /data/local/tmp/*

    権限を変更したらrun_root_shellを実行しshellでの一時的なroot権限を取得する。
    途中、「サポートしてないです」的な表示が出るが、問題なくshellでのroot権限が取得できているのでメッセージは無視だ。
    さらにrevone-0.2.1-wljを実行する。「successfull」というような表示が出たらrebootコマンドで再起動だ。

    /data/local/tmp/run_root_shell
    /data/local/tmp/revone-0.2.1-wlj -P
    reboot

    再起動したらまたもやログインし、再度、run_root_shell→revone-0.2.1-wljの順でツールを実行する。revone-0.2.1-wljには「-s 0(ゼロ) -u -t」というオプションを付けて実行。これでS-OFF作業は完了だ!最後に「reboot bootloader」コマンドでHBOOTを起動する。

    adb shell
    /data/local/tmp/run_root_shell
    /data/local/tmp/revone-0.2.1-wlj -s 0 -u -t
    reboot bootloader

    こんな感じで「UNLOCK」、「S-OFF」となっていれば成功だ。

    HBOOT

    これで危険と自由が手に入ったわけだが・・

    ちなみにHBOOTの画面ではボリューム上下ボタンで項目を選択し、電源ボタンで決定するという操作が可能だ。

    au公式のAndroid4.2.2へのバージョンアップ

    キャリア公式のバージョンアップやソフトウェアアップデートは表向きは機能の追加を謳っていたりするが、実際にはroot権限対策だったりすることも多い。アップデートすることによりroot権限が消滅したり、そもそもroot権限を取得することができなくなる。
    私の場合はバージョンアップ前の状態で使っていたので問題なくroot権限の取得ができた。

    アンロックとS-OFFした状態のHTL22はバージョンアップしてもroot権限の取得が可能だ。
    バージョンアップの確認は「設定」→「バージョン情報」→「ソフトウェアアップデート」で確認できる。

    ここで注意!!
    バージョンアップを進めるとバージョンアップのデータがHTL22本体の「Download」フォルダにダウンロードされる。ダウンロードしたら、オリジナルのリカバリイメージなども含まれているので必ずPCやSDカードに保存しておこう!!!!

    うちのHTL22は問題無かったが、アンロックとS-OFFがバージョンアップ失敗などにつながる恐れが無いとも言えない。失敗しても恨まないでくれ。
    バージョンアップ自体は案内の言いなりでOKだ。

    画像は取り忘れたので省略ね・・

    カスタムリカバリの導入

    バージョンアップしたらカスタムリカバリを導入する。緊張の一瞬だ。

    fastboot flash recovery C:\HTC\recoverycwm2.img

    書き換えが完了したらHBOOTで「RECOVERY」を選択することでカスタムリカバリが起動するぞ!
    これも画像は取り忘れたので省略ね・・

    root権限の取得

    そしていよいよroot権限の取得だ。root権限を取得していることにより通常は使えない機能が使えるようにできたり、プリインストールアプリを容赦なく削除することも可能となる。

    root権限の取得はカスタムリカバリから行う。流れは簡単だ・・

    ・カスタムリカバリを起動
    →「install zip from sdcard」を選択
    →「choose zip from sdcard(またはexternal sdcard)」を選択
    →用意しておいた「SuperSU-v○○○.zip」を選択
    →完了したら「reboot system now」

    アプリの中にSuperSUが存在すれば成功だ。
    これにて作業完了!!

    いつもの一言

    さて・・久々のroot関連の話題でなんだか疲れちゃったなぁ。
    「Superuser」はau Marketなどが使えなくなるが、今回使った「SuperSU」は問題なし。

    そういえば、「お客さまサポートアプリ」もauのサポートセンターに電話をかけるとauスマートサポート(?)らしき機能が勝手に起動することにも気付いた・・。

    今回はau Wi-Fiとau Cloudの削除が目的だったわけだけど、ハードスペックが飛躍的に上がった今の端末たちではアプリが無駄に常駐していようが、メモリを喰っていようが正直のところあまり影響が無い。

    だが、サービスを使うか否かをユーザー自身がなぜ選べないのか。

    スペックアップの陰に隠れてアプリの不具合や使いやすさ、表示の速さを向上させたり動作の効率を上げたりしようという工夫などもキャリアサービスに関しては行われていないと感じる。これからも行われることは無いだろう。むしろ後付けの意味不明な機能追加により、さらに重たくなっていくだろう。しかしハードスペックはどんどん上がっていくのでそれさえも影響は受けない。
    そんなアプリ、もはや終わっていると言っても過言ではあるまい。

    ところでこんなフォーラムもある。rootやアンロックなどでトラブルが発生した時などは参考にしてみてはいかがだろうか。

    ・kernel & Custom ROM フォーラム
    http://android.slateblue.tk/viewtopic.php?f=13&t=35&sid=6bd03fae59df99b65bba24ed519e8992

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