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【2017年6月版】いつの間にかドコモのSIMロック解除ルールが変わっていたの巻

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最初から解除しといて~


当サイトでは度々SIMロックを解除する方法などを紹介してきた。
知らぬ間にドコモ端末のSIMロック解除のルールが変わっていたので、また紹介しようと思うんだ。

良く言えば臨機応変、悪く言えばブレブレにブレてるドコモ

2015年の5月、ドコモがドコモ端末向けにSIMロック解除のルールを変えたのは記憶に新しいところだよね。
そんなドコモが2017年5月24日からSIMロック解除に関するルールをまたまた変えていたんだ。
SIMロック解除そのもののことから、さっくりと紹介しよう。

目次

  1. SIMロック解除とは
  2. SIMロックを解除できる端末
  3. SIMロック解除の費用
  4. SIMロック解除の方法
  5. SIMロック解除は何のために必要なのか
  6. いつもの一言

SIMロック解除とは

ドコモに限らず、日本の携帯会社から販売されているスマートフォンやタブレットには「SIMロック」という機能制限がされている。
簡単に言うとこれは、他の携帯会社のSIMカードで使えないということ。
携帯会社ごとに異なる条件を満たせば、その「SIMロック」を解除することができるのさ。

今回は、ドコモの端末に関してのSIMロック解除できる条件や方法を紹介するぞ。

SIMロックを解除できる端末

2011年4月以降に発売された機種なら、基本的にはどんな機種でもロック解除が可能。
ただし、発売された時期によって条件が異なる。
また、購入方法によっては機種購入後すぐに解除ができる。

2015年5月以降ドコモから発売された機種(iPhone/iPadも対象)

  • ・ネットワーク利用制限、おまかせロック等の各種ロックがかかっていないこと
  • ・料金の支払実績が確認できること
  • ・契約者本人の購入履歴がある機種であること
  • ・機種購入から100日経過した機種であること
  • ・ドコモを解約済だった場合は解約日から100日以内

2015年5月以降ドコモから発売された機種で即日解除の条件

以下のどれかに当てはまれば即時SIMロック解除が可能だ。

  • ・その回線で過去にSIMロック解除をした履歴があり、その受付から100日経過している
  • ・一括払いで購入した機種
  • ・端末購入サポートで一括購入した場合は端末購入サポートの解除料を支払えばOK

※端末購入サポートがややこしいが、端末購入サポートで一括購入しても「その回線で過去にSIMロック解除をした履歴があり、その受付から100日経過している」という状態ならば即時SIMロック解除が可能。
この件はドコモインフォメーションに確認済。

(逆に)SIMロック解除ができない条件

  • ・購入履歴に無い機種
  • ・ドコモ解約してから100日以上経過している回線で購入した機種
  • ・同名義でも別回線(別番号)で購入している機種
  • ・強制解約となった場合はいかなる場合も不可(とのこと)

とにかく、その番号で買った機種でなければドコモ公式のSIMロック解除はできない。
また、料金支払いが滞り、強制解約となった場合はどんな状況であっても不可ということだ。
※料金未払いだった場合は未納分を全て支払ってもSIMロック解除は不可というだった。こちらの件もインフォメーションセンターにて確認済み。

2011年4月~2015年4月に発売された機種(iPhone/iPadは対象外)

→条件無し、いつでも誰でも即日でも解除OK!

SIMロック解除の費用

どこで解除するかによって費用が変わるんだ。

2015年5月以降、ドコモから発売された機種(iPhone/iPadも対象)

  • →ドコモショップ店頭:3000円(税抜)
  • →電話:3000円(税抜)
  • →my docomo(オンライン):無料

※ガラケー(iモード)/Wi-Fiルーター/キッズケータイ・ジュニアは店頭のみ解除可能で、費用は無料。

2011年4月~2015年4月に発売された機種(iPhone/iPadは対象外)

  • →ドコモショップ店頭:3000円(税抜)

※オンラインや電話での解除は不可能。

SIMロック解除の方法

SIMロック解除の方法は、全く難しくない。
お察しのとおり、ショップか電話で直接依頼するか、my docomoというドコモの手続きサイトで申し込むだけ。

my docomoでのSIMロック解除手順に関しては過去に紹介しているので参考にしてみてくれ。

実はドコモ、つまりキャリアに頼らずSIMロックを解除する非公式の方法も存在する。

SIMロック解除は何のために必要なのか

どんな時にSIMロック解除が必要かと言うと、「他社のSIMカードを使いたい時」だよね。
一番考えられるのは海外で使いたい時じゃないかな?

海外に行くときに現地のプリペイドSIMなんかを買えば、使えるようになる。(使える周波数さえ一致すれば・・)
数日間の海外旅行程度なら一時的に海外ローミングで料金が高くなっても大したことはないと思うけど、数週間とか何カ月とか滞在になった場合は日本の携帯会社のまま海外ローミングを使えば莫大な料金となる可能性があるよね。

そんなわけではっきり言って国内で携帯を使う分にはSIMロック解除はほとんど必要ない。
最近話題の格安SIMもドコモ系格安SIMでドコモ端末を使うなら問題ないし、au系格安SIMでau端末を使うならこれまた問題なし。
電波提供元が同じなら会社が違ってもSIMロック解除は必要ない。

ドコモでもauでも発売されたGalaxy S7 edgeだが、使える周波数は違う(ことになっている)

ドコモ端末をauで使う場合などはSIMロック解除する必要がある。
しかし日本国内の場合はSIMロック解除しても端末の自由度が減る可能性が高い。
例えば、iPhone/iPad以外のau端末をSIMロック解除してau以外で使う場合は、通話ができなかったり使える電波が限られたりする。
そしてドコモ端末をauで使う場合もこれまた通話に関する問題が発生する可能性が高いので要注意だ。

私の場合はauの端末をロック解除し、ドコモで使いたいことが多い。ドコモは端末の定価設定(実質負担額ではなく本体の定価)が異常に高すぎるのでauで買った方が実際の負担額が少なく済む。
月々の割引はほぼ受けてないのでauの方が安く済むというわけさ!
名古屋市内在住なので周波数もほぼ気にせずに使える。
じゃあ最初からSIMフリーを買えばいいという声が聞こえそうだけど、分割で買うなら金利が無い分安くなる。それと、dカードminiが使いたいから・・。

いつもの一言

まぁ、それにしてもなにげに緩やかに改悪していってます。
こんなことに制限かけてもしょうがないと思うんだけどねぇ。

総務省の「SIMロック解除に関するガイドライン」をよく見れば見るほど、総務省はがんばりどころを間違えてるような気がする。
例えば「頻繁に事業者・端末の変更を行う利用者と長期利用者との間の不公平性も助長している」という部分が肝なんだと思うけど、これって突き詰めると仮に不公平が生じたとしてなぜそれが問題なのか。って思っちゃう。

最近の電気自由化に例えるなら、現在A電力会社を利用している人がB社に変えると今までよりも毎月の料金が5%ほど料金が安くなるとしよう。
じゃあB社に変えればいいじゃないってことになるよね。(料金以外のメリット/デメリットは別として)

B社に変えない人は言ってみれば損をする、つまり不公平が生じると言えなくもないことになるわけだけど、それは選ばない方が悪いと思うんだよ、私は。

理由は色々あると思う。手続きが面倒、よくわからない、もしくはただ単に知らないだけかも知れない。
安くしたいとか、何か変えたいという努力をしない人を救済する必要ありますか?・・と思う。国を挙げてまで??

どこまでおんぶにだっこやねんって話でしょう。

「頻繁に事業者・端末の変更を行う利用者」を問題とするならキャリアショップでの通信契約と携帯電話機の販売を完全に切り離すべき。スマートフォンの転売目的も減るだろうし。
もしくはキャリア間で共通データとして一人何台までみたいな制限かければいい。まぁそんな制限は不毛すぎるので通信と端末販売を切り離した方がいいよね。

本当にしょうもない話だよ。

コメント

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