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【レビュー】Echo Show8と過ごした3カ月間。買って良かったことと買う前に知っておくべきと思ったこと

Echo Show8箱Amazon
アレクサ、OK Googleって言ってほしいの
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世間では人工知能や音声操作のスマートホームが大流行ですよね。
その中でもユーザーの多いAmazon AlexaとEcho Show8を実際に約3カ月間ほど使ってみたのでレビューをしたいと思います。

Echo Show8の良いところと買う前に知っておくべきこと

世間はAmazonの大セール、プライムデーで大盛り上がりですね!
Amazonと言えば音声操作のAlexa(アレクサ)がおなじみ。

Echo Show8
その画面は多国籍を余すことなく感じさせる


Echo Showには「Echo Show5」と「Echo Show8」があり、実はどちらも持っていますが、今回は「Echo Show8」です。

そんなわけでEcho Show8を購入し、あらためて「買う前に認識しておいた方がいいこと」と「ここは特によかったところ」を紹介します。

買う前に知っておくべきこと

私が買う前に知っておくべきだと思ったことは以下の4点です。わかっていないとミスマッチ(別のものを買えばよかった)なんてこともあるので、 アツい感じで書いていきたいと思います。

(1)音声以外での操作がほぼ不可能
(2)設定してある音楽サービス以外の音楽サービスで再生しようとする
(3)ニュースなどの文字がデカい
(4)Youtubeがブラウザ経由のみ

それぞれ説明しますッ!

(1)音声以外での操作がほぼ不可能

Echo Showは操作のほとんどを音声で行うモノです。つまり、タブレット的に手で操作したいと考えちゃダメです。

ただ、声で操作する際にもEcho Show8のことというよりもAlexaの問題かも知れませんが、音声操作のために話しかけても、やはり「わかりません」「お役に立てそうにありません」というような返答がある。酷いと全く違う曲を再生し始める。シンプルに私の活舌の問題かも知れませんが。

アレクサに慈愛をこめて、「よしよし間違えちゃったね」と思う気持ちが必要な時があります。

さらに先ほど書いたように、このEcho Show8は音声操作がメインなので画面での操作が思うようにできない。

例えばスマホやタブレットで行う「音楽アプリのアイコンをタッチし曲名をタッチして再生」そんなことはできないなぜならEcho Show8での音楽再生は音声操作のみだから。

厳密に言えば「再生履歴」からタッチし再生は可能だ。しかし当然ながら「再生履歴」なので再生されたことが無いものは履歴に入らない。その再生履歴も表示件数が少なすぎるのでどんどん消えていく。

突き詰めれば、「声でやりたいこと」と「タブレット的に操作したいこと」は分けて考える必要があるということ。

(2)音楽再生にはスキルを覚えさせる必要がある

これはどういうことなのか説明します。

Echo Showで音楽を再生するためには、「どの音楽サービスで音楽を再生するか」という設定があります。
そこで音楽サービスをApple musicに指定しているにも関わらず、わざわざAmazon musicの音楽を再生してくることがあるんです。

これにはひと手間必要で、アレクサにApple Musicスキルを覚えさせる必要があるというわけです。
(Spotifyなども同様です!)

スキルを覚えていれば「Apple Musuicで〇〇かけて」って言えば好きな音楽をかけられるのですが、
知らずに「〇〇かけて」ってだけだと 「どの音楽サービスで音楽を再生しますか」って聞かれたり、勝手にプライムミュージックから音楽を探したりするわけです。

「音楽すらうまくかけられない!!」なんてならないためにも是非知っておくべきでしょう!

(3)ニュースなどの文字がデカい

echoshow8の画面
文字サイズ感は大体の画面でこのようなイメージ


もうそのまんまです。
近くでタブレットのように操作しようと考えていると8インチという画面サイズに対しては文字がデカい。サイズ変更もできない

つまりどういう使い方を想定しているかというと、「リビングにおいて離れたところから見る」
これに特化しているわけです。

逆に、近づかずに文字を読む。ここを意識して使うのがEcho show8ってことになるんです。

(4)Youtubeがブラウザ経由のみ

みんな大好きなYouTubeをEcho Showで観たい時は、なんとブラウザが起動しブラウザ上での再生になります。

そんな状況なのでYouTubeを全画面で再生していて、自動再生で次の動画に変わると全画面が解除されてる、など細かいイマイチなところが多い。ブラウザなので、動作も速くない・・。

ちなみにこの機能、完全にオマケ的なものととらえる必要がありそうです。

そう、Kindle Fire TVがあるじゃないの。ってことじゃないの。

つまり、オマケ的にEcho Showでも見られるけど、それやりたいならKindle Fire TVかタブレットでやるべきだということ!

ここを勘違いしているとEcho Showとのミスマッチが起きてしまうのです。

(5)Echo Showはタブレットのような使い方はできない

ここまでの総括みたいなことです。

Echo Showの見た目から、多少なりともタブレットのような使い方ができるのではないか?・・と想像する人がいると思いますがどうでしょう?

答えはNoです。ここまでのガッカリポイントすべてに共通するのは、「それ、アレクサじゃなくてよくね」ってことをわざわざアレクサでやろうとしていることなんです。

アレクサの強みはスマートホーム(声の操作)。また、Echo Showの特徴はリビングに置くと文字情報も入ってくるよねってことなんです。

ほかのことがやりたいならイイモノはもっと他にあるってことなんです。

買って良かったと思ったことを紹介

echoshow8の説明書
説明書に「こんにちは」の文字。「挨拶は自分から」というマイルールが崩壊した瞬間でもある


さてさてここから満を持してEcho Show8のいいところです。

あくまで、Echo Showに特化して何がいいかってことなので、Echo dotなど他のアレクサがもつ「声で操作できる」などスマートホーム関係のことは省いています。Echo dotなども持っていますが、それと比較して何が良かったかを紹介します。

スマートホーム系は別記事にまとめているのでそちらを是非!

ではでは、Echo Show8を使って良かったと思った機能を紹介していきます!
良かったと思ったところは以下の3点。

(1)カメラが付いている
(2)音質が抜群に良い
(3)画面情報が入ってくる
(4)プライムビデオをテーブルで観られる

1つずつ紹介します!

(1) カメラが付いている

まず、最もよかった部分は「カメラが付いている」ってことです。

カメラがあると何がいいかって、第一は 「ビデオ通話ができる」ってことです。
ビデオ通話はもうこれ一択!ってくらいに気に入ってます。

Echo Show8には画面の上部にカメラが付いているので、同じEcho ShowシリーズやFireタブレット、そしてスマートフォンとでビデオ通話ができます。
もし自宅内に複数のEcho Showを置いていれば、Echo Show同士でインターホンみたいな使い方もできます。

私の場合は、仕事が終わって帰宅途中、電車に乗る前や降りた後の歩いている時に使っていました。
帰る途中でスーパーやコンビニに寄り道して何か買って帰った方が良いかなどを聞いたり。
牛乳とか食パンとかですわね。

それよりも、「仕事帰りに家族と話したいなぁ~」みたいな気持ちの時が誰しもあるかも知れない、そんな気持ちにもビデオ通話機能がばっちりフィットしましたわ。

まぁ単純にビデオ通話だけなら、今の時代は他にも色々なやり方があるけど、私の場合はEcho Show8をリビングのテーブルに置いていたので、誰かがいればすぐに反応してくれる、そんな感じが非常に良かった。

echoshow8本体
カメラを使いたくない時はスライド式カバーがあるので閉じておくことも可能。まさに閉店ガラガラである。

さらにさらに、カメラがあって家においてあるってことは、そう。

「見守り」カメラや「防犯」カメラとしての役割も担えるってことです。

スマホのアレクサアプリから、Echo Showカメラを通して家の中を見ることができるんです。

子供が小さい時なんかにカメラで逐一様子を見たり、
「電気消したっけ」なんて思ったときに確認できるわけです。これはすごく重宝します。

(2)音質が抜群に良い

Amazonのカスタマーレビューでも結構音質のことを書いてる方が多いですね。
私自身がオーディオマニアでは無いので「中音域が〇〇で」とか「ボーカルのクリアさがウンタラカンタラ」ということようなこだわりはないですが、普通にかなり音が良いと感じました!

echoshow8本体側面
なんというか見るからにスピーカーに使われていそうな布で覆われている。

まず、音量がかなり出せます
デカすぎるほどに鳴りますよ、Echo Show8のスピーカー。
そして低音もかなり迫力のある低音が鳴ります。

Echo Show8本体の底面が固いゴムのような素材ですが、その効果もあってかテーブルに置いていても変な共鳴や反響も無くどっしりとした低音が響きます。
ドゥンドゥンしたスピーカーの音が好きな人にはかなりおすすめ。

echoshow8本体底面
いかにも滑り止め効果もありそうなゴムのような底面。ゴムと言っても素材の薄さにはこだわっていないようだった。

Echo Show8にはスピーカーが2つあり、それぞれEcho Show5よりも大型のものなので、音に関してはEcho Show5よりもEcho Show8の方が良いと思う。

画面が付いたBluetoothスピーカー・・と考えると、ものすごく良い。

(3)画面から情報が入ってくる

他のアレクサ端末と比べて明らかに優れているのは、「画面があること」ですよね。

しかもEcho Show5に比べてでかい!

私の中ではリビングに置くならEcho Show8、キッチンに置くならEcho Show5ってとこでしょうか。
Echo Showからの距離が遠いならEcho Show8がいいんじゃないかと思います。

ではでは画面に何が映るかというと、デカイところで以下3つでしょう。

  • 日時
  • 天気、ニュース
  • Amazon Photoに登録してある写真

日時、天気、ニュースが見れることはある程度予想してましたが、
驚いたのはAmazon Photoを流せるということ。そう。これはフォトフレームではないかッ

しかも写真が流れている割合は比較的多めなので、完全にフォトフレーム的な立ち振る舞いなのだ。

ちなみに、知り合いにEcho Showをプレゼントして面白画像をAmazon Photo経由で送りつけるなんて楽しみ方もできる。

家の中の情報量が一気に増えたような感覚が堪らない。

(4)プライムビデオをテーブルで観られる

Amazon純正の商品なので、当然Amazonのサービスに対応している。
その中でもプライムビデオを見る時にも重宝します。

私はEcho Showをテーブルに置いてますが、プライムビデオの動画を観たい時に、家族がテレビを占有していることが多々あります。
そんな時にテーブルでしっぽりと動画を楽しむ。
そんな使い方をしてました。
もちろんテーブルだけでなくデスクなどに置くのも良いと思う。

ちなみに映画は絶対にリビングの大画面テレビで観たいとは思いますが、連続ドラマならEcho Show8の画面でも納得して観られます。なぜだかわかりませんが・・。

そんなわけで、仕事から帰ってきて一人晩御飯という時に連続ドラマをよく見ていました。
「小さな卓上テレビ」のような感覚で、なかなか良かった。

良いところと良くないところをまとめると

私が思うEcho Show8の良いところは「画面がデカイこと」「カメラがあること」と「音質が結構良いこと」。
やっぱりビデオ通話って良いです。音質も非常に良い。主旨から外れてBluetoothスピーカーとして使っちゃうのも良いです。同価格帯のBluetoothスピーカーと比べても結構良いと思います。(主観)

ただし買う前に知っておくべきところは「タブレット的使い方はできない」こと。

もしEcho Showを買うなら、どんな使い方をするか想像して妄想してからにした方が良いと思う。

期待しすぎはがっかりの原因となります。 基本的な操作はほとんど音声でやることになるので、「据置型タブレット」的なものを想定してるとミスマッチにつながってしまいます。

ガッカリが積み重なると「もったいない感」を感じてしまうのも人の性というもの。 なので、しっかりと妄想してから買ってください!

ちなみにEcho Show8は第1世代と第2世代があって、大きな違いは3.5mm出力の有無とインカメラの画素数。

あと、これからスマートホームの紹介も随時行っていきます。スマートホームって何ができるのってところを理解してもらえるよう、スマートの名に恥じぬようアップしていきます!

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