ここからがGlobe Trotterの本領発揮やぁ
2011年12月のソフトウェアアップデートでroot権限取得の道を閉ざされたと思われていたGlobe Trotter携帯なF-12C。
しかし、チラチラと某掲示板を見ていたところ、V20（ビルド番号）にソフトウェアアップデート済みのF-12Cでのroot権限取得手順が確立されていた。
そうならばってことで、これはやらない選択はないと思ってroot権限を取得してみたわけなんだ。
さぁビルド番号V20のF-12Cでroot権限取得手順を書き綴っていくよ・・
自分なりに多少まとめ、アレンジした手順を紹介したい。
自由をこの手に・・
ついにというかいつの間にやらV20版F-12Cでのroot権限取得が確立されていたので早速、半ば食い気味でroot権限取得を行いプリインストールアプリの無効化、アンインストールなどやってみたんだ。
この記事を元にroot権限取得すると、F-12Cの内部を全て触ることができてしまう。
何かのファイルを上書きしたり、削除してしまったりして、もしもなにか不具合や被害が発生してもこちらは何もできない。
完全に「自己責任」の領域です。ソフトウェアの改造になりそうなのでドコモのサポートも受けられないと考えた方が良い。
何が起きても自分で解決しなければならないというリスクがあります。
F-12Cを捨ててもいい、動かなくなってもいいと思えた人だけがやってみたらいい。
必要なもの
・zergRush
「zergRush」はおなじみxda-developers（下記URL）でダウンロードすることができる。
今回は「DooMLoRD_v4_ROOT-zergRush-busybox-su.zip」を使用した。
・xda-developers「[04/Jan][ROOTING/UNROOTING] Xperia 2011 Easy Rooting Toolkit [v4.0](zergRush Exploit)」
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1320350
事前準備
今回のF-12Cのroot権限取得手順ではPCを使用する。
なのでPCへAndroid SDKのインストールとF-12CのADB USBドライバをインストールしておく必要があるんだ。
Android SDKとF-12CのUSBドライバインストール手順は以前の記事たちを参考にしてみてくれれば良いさ。
root権限取得手順
では・・
ビルド番号V20のF-12Cでroot権限取得するための手順を説明しよう。
まず、本体の設定をしよう。
「設定」→「無線とネットワーク」でF-12CのWiFiをオフにする。
そして機内モードをオンにする。
機内モードに触れたのは初めて・・
本体の準備ができたらPCでコマンドプロンプトを起動し、コマンドを送り込む。
cd data/local
mv motion_activemass02.db motion_activemass02.db-
ln -s /data/local.prop motion_activemass02.db
ここまできたら本体側で「設定」→「歩数計」→「歩数計利用」のチェックを外し、「登録」をタッチ。
そして再度「歩数計利用」にチェックを入れて「登録」をタッチ。
引き続きコマンドを送り込む。
echo ro.kernel.qemu=1 > /data/local.prop
さらにUSBケーブルで接続したまま下記コマンドなどで再起動する。
adb reboot
本体が再起動して操作できるようになったらまたもadb shellし確認！
これで「#」が表示されればshellでのroot権限を取得したことを意味している。
確認したら今度はzergRushを使う。
ダウンロードしたファイルを解凍し「runme.bat」をダブルクリックして実行！
zergRushが動くと最後に再起動される。
本体が起動して操作できるようになったらまたもやコマンドを送り込み再起動する。
echo > /data/local.prop
reboot
これにて一旦、root権限取得完了！！
Superuser来てるねぇ
ちょっと追加処理をしてみた
実はこのままでは音が出ない。
また、WiFiのオン／オフなどを行うと強制的に再起動が発動してしまう！
この現象は「data」ディレクトリに「local.prop」が存在することが原因で発生しているようだ。
詳しくはよくわからないけど。
（SH-03Cの時も同じ現象があったような気がする）
なので良いのか悪いのかわからんけど、私はlocal.propを削除しちゃった。
ついでと言うのはアレだけど「tmp」も削除した。
cd data
rm local.prop
rm -r tmp
Superuser発動ッ！！
いつもの一言
F-12Cの場合はroot権限が取得できればsystem領域なども簡単に弄り倒すことができてしまう。
もしrootでsystemを弄るなら、起動に必要なアプリを削除してしまったりしないよう十分に注意しよう。
やり直しが効かないからね・・
ところで、掲示板では文鎮化したという書き込みもチラっと見たけど文鎮化（起動しなくなるなどの致命的な状態）してしまった人もいるようだ・・
気を付けるんだ・・ッ！
コメント
お返事ありがとうございます。各所を参考にやってみます。
また経過報告に参りますのでよろしくお願いします。
ノックさん
v18ならこの記事の手順でなくてもzergRushだけでできるかも知れないですね。
私はv20での方法しかやってないですし、他のバージョンで検証することもできないので、他のバージョンについては、掲示板などで情報を探してもらった方がよいと思いますよ。
こちらで勉強させていただいております。
なんとかPCでの作業の方までは完了しました。(と思ってます)
これからPCとf12cを繋ぐところなのですが、v18までソフトウェア更新しておりまして(購入時v13)、更新を続行する場合v21になるようです。
この場合、このままroot化作業してもよいものでしょうか？v21にするべきでしょうか？
どうかご教授くださいませ。。
suomiさん
お疲れ様です。
ドライバの件は、結局むりやりAndroid phoneにしてしまえばできそうだなって気もしてます。
「root」がなんなのかとか、どういうことが起こるのかとかってことをわかって欲しいみたいなのがあるのが、僕がrootに関する手順を書いている理由のひとつでもあります。
これからもがんばりますよ！
出来ました！
ありがとうございます。
基本的に、このページの情報で全部出来ました。
はまったのは。
F-12C用ADB USBドライバをインストールしても、
>>C:\Documents and Settings\＜login user名＞\.android\adb_usb.ini
が作られなかったこと。
そもそも、\.andoroid が無い。;^^
これが無いと、”zergRush”が止まります。
自分で作成し、”adb_usb.ini”も書きました。
以下の内容ですが。
# ANDROID 3RD PARTY USB VENDOR ID LIST — DO NOT EDIT.# USE ‘android update adb’ TO GENERATE.
# 1 USB VENDOR ID PER LINE.
0x04C5
結局、最後の”0x04C5″だけでもいいような。（未検証）
それと、恥ずかしい話だけれど、作業機でAndoroid SDKのパスを指定するのに、
結構失敗して、リブートを繰り返したり。
で、root化の最後の最後。
結局南極、「root化って何？」がわかっていないと、”local.prop”に触れないじゃないですか。
自分は削除するのは怖かったので、リネームしようとして、mv コマンドを使ったのですが、
「権限がありません」とはねられる。
「ひょっとして」とsuコマンドを思い出して、やっと触れましたとさ。
笑っちゃうかもしれないけれど、dos でも linuxでも、コマンドプロンプトすら
初めての人だと、こういう状態になる。
せめて、「スーパーユーザーに変更する」「カレントディレクトリーを表示する」
「カレントディレクトリーを変更する」「ファイル名を表示する」
「ファイルを削除する」「ファイル名を変更する」
くらいは調べてからでないと、大変なことになってしまう。
anyhow 一晩で終わってよかった。大成功ではないでしょうか。感謝。
みくさん
ありがとうございます！
まだネタはいくつかあるのでがんばりますよ！
りんりんさん
NOBiTAさんもおっしゃってるようにadb.exeを変えることで上手く動くかもしれません。
それでもダメならコマンドプロンプトで「android update adb」というコマンドを実行してからadb.exeを変えてみてください。
こんにちは、こちらのサイトを参考にSDKインストール、USBドライバのインストールからルート化までなんとか出来ました。
V20が手元に来た時はMVNOでのテザはあきらめて単独で使うか…と思っていましたが゛、wireless thetherでipodtouch接続して使ってます!
あとはいらないブリインアプリをぼちぼち削除or凍結していこうかと思います。
F-12Cネタ楽しみにしています！
ありがとうございました。
りんりんさん。
自分も同様になりましたが、zergRushを解凍したフォルダのfiles\adb,exeを、c:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\platform-tools\adb.exe”にあるadb.exeで置き換えることで解決しました。
こんにちは、質問お願いします。
再起動して「#」が表示される所までは問題なくいきました。
しかし、・zergRushのrunme.batがうまくいかず、ちっとも進みません。
runme.batにはadv server is out of date. killing…
* demon started successfully *
と最後の部分に表示されたのが気になります。
何か解決方法などありましたらアドバイスよろしくお願いします。
自分では何がいけないのかさっぱりで…
ももももさん
フォントの変更は再起動ループの報告もあるので充分注意してください！
DroidSans.ttfを上書きしたりすると良くないようです。
もう一度試したらできました！
よく見れば2か所ほどスペースが
抜けていたようです。
コメント欄を無駄に使ってしまい
すみませんでした。
フォントの追加までもう少し。
がんばります。
ブログを見ながら操作していますが
うまくできませんでした。
私自身コマンドプロンプトを
理解していないので
どこが間違えているのか分かりません。
SDKインストール、USBドライバのインストールまでは
スムーズにできたのですが・・・・・
コマンドの経過は以下に貼り付けています。
アドバイスお願いします。
C:\Users\xxxx>adb shell
$ cd data/local
cd data/local
$ mv motion_activemass02.db motion_activemass02.db-
mv motion_activemass02.db motion_activemass02.db-
failed on ‘motion_activemass02.db’ – No such file or directory
$ ln -s/data/local.prop motion_activemass02.db
ln -s/data/local.prop motion_activemass02.db
link failed No such file or directory
$ mv motion_activemass02.db- motion_activemass02.db
mv motion_activemass02.db- motion_activemass02.db
$ echo ro.kernel.qemu=1 > /data/local.prop
echo ro.kernel.qemu=1 > /data/local.prop
cannot create /data/local.prop: permission denied
$ exit
exit
C:\Users\momo>adb reboot
C:\Users\momo>adb shell
$
リックさん
無事に成功されたんですね。
僕自身F-12Cはとても気に入っていますよ！
F-12Cならではのカスタムネタなんかも書けたら書いていきます！
先ほど書きこませていただいた者です。
某掲示板を参考にしながらしましたら成功することが出来ました！！おそらくコチラのを見てした時は打ち間違いがあったのだと思います。
このサイトを楽しんでみているのでf-12cネタのほうをよろしくお願いしますm(_ _)m
現在このサイトを見ながらroot化に挑戦中なのですが、前の方は解決したようなのですが、私も「echo ro.kernel.qemu=1 > /data/local.prop
を打つと
cannot create /data/local.prop: permission denied
となり、再起動しても＃になりませんでした。
どうかご教授お願いしますm(__)mコマンドの経過は以下の通りです。
c:\>adb shell
$ cd data/local
cd data/local
$ mv motion_activemass02.db motion_activemass02.db-
mv motion_activemass02.db motion_activemass02.db-
$ ln -s/data/local.prop motion_activemass02.db
ln -s/data/local.prop motion_activemass02.db
link failed No such file or directory
$ mv motion_activemass02.db-motion_activemass02.db
mv motion_activemass02.db-motion_activemass02.db
USAGE: mv
$ echo ro.kernel.qemu=1 > /data/local.prop
echo ro.kernel.qemu=1 > /data/local.prop
cannot create /data/local.prop: permission denied
$ exit
exit
c:\>adb reboot
c:\>adb shell
→その後
調子に乗りまくった結果再起動ﾙｰﾌﾟの文鎮化にｗ
以下情報↓
DroidSansJapanes.ttfの置き換え→問題なし
DroidSans.ttfの置き換え直後→再起動ﾙｰﾌﾟｗ
SIM&SDを端末から取り出し→電源ﾎﾞﾀﾝ+Menu+ﾊﾞｯｸｷｰ同時長押し→システム初期化を選択実行→初期化中に再起動ﾙｰﾌﾟ再びｗ
同様手順のアップデートも実行不能orz
ドコモショップにて再起動ﾙｰﾌﾟroot端末提出ｗ
｢昨晩からずっと再起動の繰り返しなんです｣と簡易報告のみ(^^;)
修理だと１週間かかるらしいのでケータイ保証を利用ｗ
以上。
文鎮後ズルい事してすべて無かった事にする手順でした
てへぺろ(･ω<)★
あやぴんさん
rootでの作業は色々なことが可能になるので楽しいですけど、そのぶん（？）様々な危険があるので気をつけてくださいね！
楽しいAndroidライフを！
SDKのダウンロードからはじまり
USBドライバーの設定…
しまいにはroot化成功まで
こちらのサイトには本当にお世話になりました(人*´3｀)
スーパーユーザー満喫してます♪
情報公開に感謝(●´ω｀●)
はまったさん
無事解決されたみたいですね！
お疲れ様です～
おさわがせしました。
再度挑戦したらできました。
どこではまったかわかりませんが、
スペルが違ったのかな？
ありがとうございました。
こんにちは
mv motion_activemass02.db- motion_activemass02.db
まではうまくいってると思います。
echo ro.kernel.qemu=1 > /data/local.prop
を打つと
cannot create /data/local.prop: permission denied
となります。
再起動しても＃になりませんでした。
また、xda-developers「[04/Jan][ROOTING/UNROOTING] Xperia 2011 Easy Rooting Toolkit [v4.0]はどこで使うのでしょうか？
このサイトを見る前に起動しちゃったのがいけなかったでしょうか？
smartgoods.me様
ご丁寧なレスありがとうございました。
文鎮化もなく、無事変更する事が出来ました。
ただ仰るとおり、バックアップは必須ですね。気持ちの上でだいぶ違ってきますし^^;
ネムネムさん
はじめまして。
F-12Cの場合はPCにバックアップしたDroidSansJapanese.ttfを開こうとすると、「有効なフォントファイルではありません」とアラートが出ますので気になるところですが、私自身やってみたところフォントが変更できました。
もしやるなら必ずバックアップは取っておいた方が良いです。
DroidSans.ttfを削除したら文鎮化したという話も聞きましたのでご注意！
ちなみにadb pushでsystemに直接ファイルを送ったりしたい時はadb pushの前にこんな感じの一文が必要です↓
adb shell su -c ‘mount -o remount,rw /system /system’
それと「adb kill-server」は不要で、単純に再起動するだけなら「adb reboot」で大丈夫です。
ただし、機種依存なのかどうかわかりませんがF-12Cではできなかったような気もしますのでESファイルエクスプローラーなどでコピーしたりとかの方がやりやすいとは思います。
参考に・・古いバージョンのESファイルエクスプローラーの使い方です。
http://smartgoods.me/2010/08/%E3%80%90%E5%88%9D%E5%BF%83%E8%80%85%E5%90%91%E3%81%91%E3%80%91ht-03a%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%92%E8%B6%85%EF%BC%88%EF%BC%9F%EF%BC%89%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%B3/
はじめまして。こちらのサイトを参考に、無事root化を終えました。
初歩的な質問ですが、フォントを変える(追加する)方法がイマイチでして。
一般的な準備したフォントのファイル名を「DroidSansJapanese.ttf」に変更し、コマンドプロンプトで
>adb shell mount -o remount,rw /dev/block/mmcblk0p1 /system
>adb push “C:\…フォントファイルへのフルパスDroidSansJapanese.ttf”
/system/fonts
>adb kill-server
>adb shell reboot
で可能なのでしょうか?
お忙しいとは思いますが、ご回答の方宜しくお願い致します。
subaru0315さん
お疲れさまです。
自分のF-12Cで試してから返信しようと思ってましたが無事にrootが取れたんですね。
プリインストールアプリの削除は「アプリケーションの管理」からはできないんです。
プリインストールアプリのアンインストール方法でよくあるのはPCからadb shellでsystem領域にあるapkファイルを直接削除するとか、root権限での作業ができるファイルマネージャーアプリ（ESファイルエクスプローラーとかroot explorerとか）を使ってsystem領域にあるapkファイルを直接削除してしまうとかです。
ただし、場合によっては本気で端末が文鎮化したりしますので、もしいじるならとにかく気を付けましょう！
リカバリモードがあるのである程度は、やり直しもできなくはなさそうですが・・
流行っている（？）のはTitanium Backupというアプリでアンインストールや凍結をするかというところですね。
Titanimでの凍結は比較的リスクが少ないと思います。
ちなみに私はFacebookと朝日新聞、ライブドア関連をadb shell経由で削除しました。
ﾆｭｰｽｱﾌﾟﾘがサービスに常駐するのが許せなくて・・
近々そのあたりの削除方法とかTitanimの使い方とかを書きたいなと思ってます！
こんばんは。昨日、レスしたモノです。
本日、再トライを試みたら、手順通りでroot化成功しました。
ありがとうございました。
WifiのON-OFFでの再起動や音が出ない症状は出なかったのでオプションには手を付けていません。
最後だけ、助言を。
早速、プリインストールされたライブドアや朝日新聞、ジョルティーのアプリ削除を試みたのですが、削除が出来ませんでした。
アプリの管理」アップデートのアンインストール」とタッチすると、このandroidシステムアプリケーションのすべてのアップデートをアンインストールしますか？」と聞かれ、怖いので断念してしまいました。
レス戴き、ありがとうございます。
早速、トライしてみました。
ln -s(エルエヌ)でやったらコマンドは受付たのですが
link Failed File exists のメッセージが出てしまい、次のステップに移行出来ませんでした。
「ファイルが存在する」の意味が理解できません。
歩数計のOFF-ON履歴が残っているという意味でしょうか？
そうだとすれば、リセット方法はあるのでしょうか？
助言いただけると幸いです。
subaru0315さん
In（アイエヌ）になってませんか？
In（アイエヌ）ではなくln（エルエヌ）ですね。
AndroidではLinux系のコマンドが使えるので興味があったら調べてみると面白いですよ。
はじめまして。
このサイトを見てroot化に挑戦中です。
ln -s /data/local.prop motion_activemass02.dbまで順調です。
が、歩数計のOFF-ONの操作後にENTを叩くと
In: permission denied となってしまいます。
なぜ、拒否されるのか、お知恵を戴きたく。