windows8版!Android SDKインストール手順 2013年6月版
いよいよスマートフォンが普及しまくりな時代になってきたよね。
電車や地下鉄に乗れば誰しもが首を垂れてタッチパネルを触っている・・
それはさておき、Android SDKをインストールすることで、PCにAndroidスマートフォンの画面をスクリーンショットとして保存したり、Android4.0からはアプリなどのバックアップまでも可能になっている。しかもアプリ本体だけバックアップなんてケチなことは言わない。設定やデータもまるごとバックアップすることができる。
さぁ、今回はAndroidとPC連携の原点、Android SDKのwindows8でのインストール手順を紹介しよう!
こちらを参考にしてください。
今一度PCにSDKを・・
windows8はどれほど普及しているのか。そんなことはさっぱりわからない。
しかし、タッチパネルでの操作を考えたつくりになっていたりタブレットに採用されていることもあり、取り回しのしやすい身近なOSになってきているのは間違いないだろう。
windows8のタブレットでAndroidをいじるってのもなかなか楽しげな予感だよね。
それでは早速、今回の目次だ。
目次
STEP.0 windowsの事前設定
事前準備としてwindowsのフォルダ設定で拡張子を表示する設定に変更をしよう。拡張子はファイルの末尾についている「.txt」や「.jpg」などのこと。
拡張子を表示しないと、何かと不便が多い。細かい説明は面倒なので省くが、とにかく表示しておくべきだ。
設定方法としては何かフォルダを開き、「表示」→「オプション」→「表示」タブの「詳細設定」にある「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外す、これでバッチリだ!
STEP.1 必要なものを準備
さて、必要なものを準備しようじゃないか。
必要なものは主に下記の二つ。どちらも言わずもがなフリーソフトだ。さっさとダウンロードしよう・・!
・Android SDK
http://developer.android.com/sdk/index.html
画像を参考に「DOWNLOAD FOR OTHER PLATFORMS」をクリックし「SDK Tools Only」の「android-sdk_r○○○-windows.zip」をダウンロードする。ちなみに「installer_r○○○-windows.exe」は使いにくいのでオススメしない。もし使うなら自力でインストールしよう。
・Java SE Development Kit
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
Java Platform (JDK) をクリックしライセンスなどを確認しつつ32bitのPCなら「jdk-○○○-windows-i586.exe」、64bitのPCなら「jdk-○○○-windows-x64.exe」をダウンロードする。
STEP.2 JAVAのインストールとパスの設定
JAVAのインストールは簡単だ。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックし案内にそってすすめていくだけでOKなんだ!
JAVAをインストールしたらJavaとAndroid SDKのパスを設定しよう。パスを設定することでSDKを使うときの入力を簡略化したりして使いやすくすることができる。なお、パスが設定してあることがAndroid SDK利用の前提になっていたりもするので、必ず設定するんだ。
まずは(画面右下にマウスをもっていくと出てくる)PCの「設定」→「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」→「システムの詳細設定」を開く。さらに「詳細設定」タブの「環境変数」をクリック。
ちなみに「windowsキー」+「X」キー→「システム」でも同じ画面が開くぞ!
そして上段に「PATH」という項目が無ければ「新規」をクリック。
そして「変数名」に「PATH」、「変数値」にJavaとAndroid SDKのパス、つまりファイルの場所を追記する。PATH項目が既に存在していた場合は「変数値」に入っている文字列の末尾に「;(セミコロン)」を付けたうえで下記のパスを追記する。
↓訂正しました(2014年3月22日)
C:\Program Files\Java\jdk○○○○\bin;C:\android-sdk-windows\tools;C:\android-sdk-windows\platform-tools;
※「jdk○○○○」はインストールしたJavaのバージョンによって異なる。必ず確認してから設定しよう。上のテキストをそのままコピーしても使えないので注意!
参考までにJavaのパスの確認方法も紹介しよう。
「windows」キー+「X」キー→「エクスプローラー」を開き・・・
「ローカル ディスク(C:)」
→「Program Files」または「Program Files(x86)」
→「Java」
→「jdk○○○○」
→「bin」
ここが設定すべきパスとなる。パスがわかれば画像を参考にパスをコピーして変数値に貼り付けするのが確実だ。
STEP.3 Android SDKの解凍と設置
次にAndroid SDKを解凍する。
windows8の場合、解凍方法はこんな感じ。(PCによって多少手順が異なる)
ダウンロードフォルダを開き「android-sdk_r○○○-windows.zip」をクリック
→ウィンドウ上部の「圧縮フォルダーツール」をクリック
→「すべて展開」をクリック
→「展開」
解凍すると「android-sdk-windows」というフォルダが発生する。
解凍してできたフォルダは「windows」キー+「E」キーで「ローカルディスク(C:)」を開き、そこに置いておく。
これだけで解凍と設置は完璧だ!
STEP.4 SDK managerを使って必要なものをインストール
さて、ここから必要なものをダウンロード/インストールするぞ!
まずは先ほど設置した「android-sdk-windows」の中にある「SDK Manager.exe」をダブルクリックして起動する。そして「tools」と「Extras」にチェックを入れ画面右下の「Install~」をクリックする。Androidアプリの開発する目的が無ければ、「tools」と「Extras」以外のチェックは外しておこう。
※2013年9月29日追記
SDK manager.exeはダブルクリックで起動しない場合は、コマンドプロンプトで「android」を実行することでSDK managerを使うことができる。
ライセンスに同意したならば「Accept License」をクリックし、いよいよ「Install」をクリック!
進行状態が表示されるが、「Done loading packages.」と表示されたらインストール完了だ。
うまく動作しない時
環境によってはSDK manager.exeを起動しても、黒い画面が一瞬だけ表示されて何も起きないなんてことがある。
そんな時は「android-sdk-windows」→「tools」フォルダの中にある「android.bat」を起動してみようね。
STEP.5 動作の確認
さぁ・・いよいよ動作確認だ・・!!
「windows」キー+「R」キーを押すと「ファイル名を指定して実行」というウィンドウが開く。そして「cmd」と入力しエンターキーを押す。すると、コマンドプロンプトというアプリケーションが起動する。
Android SDKは基本的にコマンドプロンプトから操作することが多いので覚えておこう。
コマンドプロンプトで「adb devices」と入力しエンターキーを押すと「List of devices attached」と表示されればAndroid SDKの動作もバッチリや!!
いつもの一言
久々の更新でアレな感じの私です。
実は先日、我が家のPCが死んだ。死因はおそらくHDDとメモリの破損。死んでしまったPCのHDDを交換しwindows8環境を再インストール。まぁ逆にスッキリした感はあるけどね。
データを取り出すことは成功したがアプリケーションは全て使えなくなってしまったさ。もちろんAndroid SDKや各種ツールも消えてしまった。
そこで今回の記事になったわけさ。
こういうトラブルはスマートフォンでもPCでも、ある日突然発生する・・。もちろんなんの前触れも無しにだ・・ッ!!
まさにバックアップを疎かにしている現代社会へのPCからの警告ではないだろうか・・。
なんだかASUSのノートPC「TAICHI」が欲しいなぁ。