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ついにあと一歩のところへ!SH-03Cのroot権限取得手順

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Superuserリクエスト

Superuserリクエストがきちゃったよねぇ~

途中段階ではありますが、なんとSH-03Cのroot権限取得手順が確立されました。

私のような人たち待望のroot権限取得です。
やってくれたのはこの界隈でも高名なgoroh_kun氏。

ちなみに、完全なroot権限取得ではないです。
(プリインストールアプリ削除などはできない)

では、その手順を公開します・・。
いつか全てをこの手にすることが出来る日は来るのか!

いまSH-03Cのroot権限取得で何ができるのか

現状できたのはLYNX 3DことSH-03Cの端末でのroot権限の取得のみ。
実はSH-03CにはNANDロックという鉄壁のような対処がほどこされているため、system領域の変更などはまだできていない。
つまり残念ながらプリインストールアプリを削除したり、内蔵の3Dコンテンツを削除することはできない。

また、ここで紹介する方法はgoroh_kun氏のドキュメントと若干違う部分もあるし、そもそも何が起こるか分からない超危険な行為なので実行することはオススメしない。
やるのであれば端末の文鎮化、補償も無くなっても良いというリスクを考えなければならない。よくわからない人は手を出してはいけない。
おサイフ関連もどうなることやら。もちろん私自身サポートもしないし、手助けもしない。無論、goroh_kun氏に助けを請うのもNGだ。

今回の記事は私自身が行ったことを書き記した記録であり、「ここまでできたよねぇ。」という紹介です。

root権限取得に必要なものと手順

必要なもの

・言わずもがなSH-03C本体
・Android SDKインストール済みPC(Android SDKインストール手順はこちら
・端末エミュレータ(Androidアプリ:必須)
・Superuser(Androidアプリ:必須)
・wifi keyboard(Androidアプリ)

手順

  • 1.各種アプリのインストール
  • 2.「sh03c_rootkit」のダウンロード
  • 3.「端末エミュレータ」での操作、root権限取得!
  • 4.アンインストール方法
  • 1.各種アプリのインストール

    まずは各種アプリをインストールする。必要なのは下記の3アプリ。
    特に端末エミュレータ、Superuserは必須だ。
    今回はwifi keyboardの説明はしないが、「その気」な人なら必須と言えるだろう。

    ・端末エミュレータ(必須)

    ・Superuser(必須)

    ・wifi keyboard

    2.「sh03c_rootkit」のダウンロード

    さてさて例のブツはここで公開されている。
    ここでブツをダウンロ-ドすることが可能だ。

    ・sh03c_rootkit.zip
    https://docs.google.com/leaf?id=0B8LDObFOpzZqMjkyNmEyNDMtYmUzYi00MGEyLTgzM2EtNzlhZDY0ZDRkYjBj&sort=name&layout=list&num=50

    ダウンロードしたら解凍してCドライブ直下に置いた。
    そして「readme.txt」を読み耽ったあと、コマンドプロンプトからコマンドをぶち込んだ。

    cd c:\sh03c_rootkit
    adb push data_local /data/local
    adb shell chmod 755 /data/local/adbarm
    adb shell chmod 755 /data/local/autoexec.sh
    adb shell chmod 755 /data/local/psneuter
    adb shell /data/local/psneuter

    ※adbarmの行はgoroh_kun氏のTweetを参考に私が追加したもの。必要かどうかは不明だ・・。

    SH-03Cがなにやら反応する。
    そしてコマンドプロンプトをもうひとつ起動し、更なるコマンドを投げ込む。

    adb shell “cat /data/local/local.prop > /data/local.prop”

    投げ込んだ後にコマンドプロンプトに妙なメッセージが出なければSH-03Cを再起動して作業は完了だ。

    3.「端末エミュレータ」での操作、root権限取得!

    端末エミュレータを起動し、下記のコマンドを入力するとroot権限が取得できた。

    $ /dev/su

    今まで$でしかなかった私が#になった瞬間がそこにはあった。

    Superuserリクエストだ

    Superuserリクエストだよ。こりゃぁぁぁ!!!

    4.アンインストール方法

    goroh_kun氏の「readme.txt」に書いてあるとおり、「local.prop」を削除した。
    再び端末エミュレータを起動し、下記のコマンドをぶち込む。

    $ /dev/su
    # rm /data/local.prop

    そして再起動することで何事もなかったかのようにSH-03Cはこの世に帰ってきた・・。
    ホッと胸を撫で下ろす瞬間だ・・

    いつもの一言

    以前、「rootme」で「adb shell」でのroot権限取得ができるという記事を書いたが、あの時に「psneuter」というものを使っている。
    今回のgoroh_kun氏の「sh03c_rootkit」では「psneuter」を端末内部で発動させるということなのかな?

    また、IS01の時のようにNANDロック回避も時間の問題かも知れない。
    今後の動向に要注目だ、コレは・・!

    それと、この方法でroot権限を取得すると、音声がでなかったり、様々な不具合が発生するのを確認した。
    電話を受けても何も聞こえないし、そもそも着信音が鳴らなかった。
    しかもPCが認識しなくなる。

    また、冒頭にも書いたけどsystem領域を変更することはまだできていない。
    root権限が必要なアプリも使えるものと使えないものがあるようだ・・

    ところでシャープさん、消せない映画の予告とか作りとしてあまりにもヒドいと思うよ。

    コメント

    1. […] 私の場合は以前紹介したrootmeを使う方法でshell rootを取得した。 →ついにあと一歩のところへ!SH-03Cのroot権限取得手順 […]

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