【国内最遅レビュー!】HUAWEI P30 ProことHW-02Lをしばらく使っていました

HUAWEI P30 Pro

ブリージングクリスタル・・このカラーリングは他の追随を許さない美しさだ


HUAWEI P30 Pro・・
思えば2019年初頭に発表されたにも関わらず実際の国内発売(ドコモ)は2019年9月でした・・

私もHUAWEI P30 Proのドコモ版であるHW-02Lを発売後すぐに入手する機会があったため、半年間メイン機として使ってきた感想を紹介したいと思う。

HUAWEI P30 ProことHW-02Lは実際「どう」なのか?

実際に半年間HUAWEI P30 ProことHW-02Lを使ってみての、感想は以下のようにまとめた。
先に私自身の感想からお伝えすると以下のとおり。

HUAWEI P30 Pro(HW-02L)の良いところ

HUAWEI P30 Pro(HW-02L)のダメなところ

HUAWEI P30 Pro

見せてもらおうか、HUAWEI P30 Proの性能とやらを。


鳴り物入りで登場したHUAWEI P30 ProことHW-02Lに対しては、私自身、期待し過ぎていたかも知れません。
詳しく説明しよう。
良いところもダメなところも。

まずは良いところ

HUAWEI P30 Proには優れたところも非常に多くある魅力的なスマートフォン。

カメラなどのハードや、デザインは最高級に良い!!!

とにかくハードやスペック、デザインが最高に良い。

正統進化した「カメラ」

何はともあれ「カメラ」。
HUAWEI P30 Proにはなんと3つのレンズとToFカメラが搭載されている。しかも画素数は最大4000万画素。
3つのレンズは広角レンズ/超広角レンズ/望遠レンズという組み合わせ。
もちろんその描写性能は言わずもがな、という素晴らしさ。広角と望遠を切り替えてじっくり撮影する・・なんて楽しみ方もできる。
光学での望遠レンズは10倍、デジタルズームを含めて最大50倍という惜しみ無さを発揮している。
10倍望遠レンズを載せたスマホなんて、なかなか無い。

HUAWEI P30 Pro

ライカのロゴが厳かに存在感を放っている・・これだけで失禁する者がいてもおかしくないはずだ


4000万画素という高画素数の恩恵もあり高精細な写真が期待できるだろう・・。
そしてカメラ好きな人なら誰もが知っているであろうLeica(ライカ)ブランドだ。

また、HUAWEI P20 Pro(HW-01K)にも搭載されていた「マスターAI」がHUAWEI P30 Pro(HW-02L)にも搭載されている。
このマスターAI、HUAWEI P20 Pro(HW-01K)の頃はイマイチな声を多く見かけたが、今回は正統進化という感じで賢くなっていると感じる。

マクロ、つまり接写がすごく使いやすくなった

そしてスイーツや食事を撮りたい時の使い勝手に大きく影響する接写(マクロ)能力は飛躍的に上がっているのは嬉しいところ!!
なんとレンズ先端から2.5cm程度までは近寄って撮影することができる!!
HUAWEI P20 Pro(HW-01K)では7cm程度までしか近寄れなかったので相当な進化と言って良いと思う。
簡単な比較撮影をしてみた。

マクロ比較

この近寄れる度MAXな感じ・・とんでもねぇことだこりゃあぁぁ!!


他のスマホとは一味違う、その写りの良さにも体感できることだろう。

デザイン、外装も最高

HUAWEI P30 Pro(HW-02L)デザイン

もはや神々しさまでも感じる


まさに今の時代を象徴した高級感ムンムンなデザインと色合い、素材感。
カメラ近くに鎮座するLEICAロゴマークも含め、最高だと言っていいと思う。

HUAWEI P30 Pro(HW-02L)デザイン

こんな色合い、他のスマホで見たことがあるだろうか?断言しよう、無いはずだと。


私は「ブリージングクリスタル」というカラーを使用しているが、滅茶苦茶良いです、コレ。
他には無いファンタジックかつアメイジングな色合い。
HUAWEI P30 Pro(HW-02L)デザイン

レンズの機構にもとんでもない努力を感じるだろう


色合いだけでなく、表面の仕上げもとんでもなくツルツルでピカピカ。かなりのツルピカです。

画面と背面にTPUフィルムを貼り、半年間ケース無しのフレーム部分が剥き出しという状況で使用していたが、剥き出しのフレーム部分に傷や塗装剥げなどがほぼ無い。仕上げも頑丈なコーティングでもしてあるのだろうか?

高級感が購入の重要な要素になる人なら迷わず買いだ。
ただ・・ドコモ版に関しては箱は高級感も無ければ付属品もカットされまくりでケチくささが漂うが海外版と比較するような人は海外版を購入するだろう。気にしなくて良し!
まぁ、モノは最高ってこと!

OSの作り込みに企業努力が感じられる

ナビゲーションや操作性に関して、非常に意欲的な部分がある。
例えば、Androidといえば必ずある「バック」、「ホーム」、「アプリ履歴」のナビゲーション。
この一般的な操作方法の他に、iPhoneシリーズっぽいイメージのジェスチャーを搭載している。

画面左端からスワイプで「戻る」、右端からスワイプで「進む」、もうおわかりですね、画面下端からのスワイプで「ホーム」・・このような操作方法だね。

ジェスチャー操作

iOSのあの操作感を意識していそうな感じだ


Androidでこの操作方法が使える機種は無いような気がするので、使いやすいかどうかは別として実に意欲的だと思う!!
このマインドは、見た目と仕様を変え続けているだけのどこかとは大違いだ。

処理速度も抜群!

処理速度も文句無しに素晴らしい。
本気を出せばハイスペックと言って差し支えない能力を発揮する。
Antutu Benchmarkという処理速度を数値化するアプリがあるが結果は以下の画像のとおり39万点にも及ぶ。

Antutu Benchmark

機種名間違っているけど気にしないで・・Antutuが間違えているだけだから・・


誰がどう見たって超ハイスペックだ!

HUAWEI P30 Pro(HW-02L)のダメなところ

ここから先は「良いところ」で挙げた内容と矛盾が生じてしまうかも知れないが、何にでもYESかNOかで割り切れない部分があるということだとおもってほしい。「ここは良いけど、この部分はダメ」ってことが少なからずあるはずだと思う。

さて、私が感じているHUAWEI P30 Pro(HW-02L)の悪いところ、ダメなところを紹介しよう!!
購入を考えている人は誰もが気にすることだろう。

そう、人は悪いところ、ダメなところほど気になる生き物だから・・。

中身や使い勝手という部分の作り込みはイマイチな部分もある。

まず、中身の何がダメか?
私は以下のとおり感じた。

・タッチの動作がいまいちかも
・画面解像度が残念
・謎の独自規格、「NMカード」

タッチの動作がいまいちかも

まず私が常日頃感じる部分は「タッチフィーリング」。
HW-02L P30 Proも最近の流行りにのっかりまくりなので、画面の両端がアーチ状になっている。
それでいて縁が狭いベゼルレスでノッチなディスプレイ、サイズは6.1インチな大画面。

だがしかし、大画面であるが故に片手操作時の誤作動が酷い。
親指の付け根あたりが画面に接触してあれば当然、正常なタッチ動作はしない。

さらに、便利機能の一つであるノックジェスチャーも誤作動の原因となっている可能性がある。
ノックジェスチャーは指の第2関節で画面を2回ノックすることでスクリーンショットを保存したりできる、とても便利な機能だ。
しかし、このHUAWEI P30 Pro(HW-02L)では「強めのタッチをノックとして認識する挙動」が結構あるように思う。
そのせいで、特にゲームプレイ時などに突然無反応のような状態になることが度々ある。
(ノックとして認識している時はタッチの軌跡が表示されるのでわかる)
確たる確証は無いが連続でタッチした時の判定も怪しい・・この点は特にゲームに影響する。
せっかくの処理速度があっても誤反応や無反応の率が高ければ、それは宝の持ち腐れというものだ。

なんだかHUAWEI系のスマホ、タブレットは総じてタッチ動作がいまいちなものが多い気がする。特にタッチ切れとか・・ね?
「ノックジェスチャーが搭載されていないものも含め」てね。どういうことなんだろうねぇ。

個人的にはもうワンサイズ小さくて持ちやすい、かつ高解像度なGalaxy S9みたいな画面を使ってくれた方が断然良かった。
比較するのも良くないがGalaxyは「親指の付け根あたり」が接触していても割とちゃんと動作するようシリアスにチューニングされていてストレスが非常に少ない。

こういう部分は他社を研究して磨き上げてほしいところ!
ちなみに私は全てのノックジェスチャーをオフにしたところ、タッチ誤動作がかなり減った。
気になっていた人は試してみたら良いと思うよ!

画面解像度が残念

まずはじめに、画面がダメということではないことを書いておきたい。

私が残念だと思っているのはあくまでも解像度のこと。
HUAWEI P30 Pro(HW-02L)の解像度はなんと、1080×2340のFull HD+。
実は一世代前のHUAWEI P20 Pro(HW-01K)の1080×2240とほぼ同じ解像度。

昨今のスマホとしては実に普通だ。いや、普通過ぎると言っていい!!

4000万画素ものカメラを搭載しているのにも関わらず、画面解像度は1080×2340のFull HD+・・。
これを残念と言わず何を残念と言うのか!!??

HUAWEI P20 Pro(HW-01K)の頃はまだ許されたと思うよ。Full HD+以上の解像度のものがまだまだ少なかったから。
なぜ解像度が低いのが残念なのかと言うと、P30 Proは何度も書いてますが4000万画素カメラを搭載しているんです。
4000万画素カメラで撮影した写真の解像度は7296x5472。
だからこそ、少しでも高解像度なディスプレイで見たい!・・という気持ちがあるんですよ。

解像度が変わるとOSのカスタムやタッチフィーリングの調整に時間とコストがかかるのかも知れない。
何にせよQHD+(1440×2960)程度の高解像度ディスプレイを搭載してほしかった。

これまたGalaxyとの比較になってしまうが、Galaxyは2016年5月発売のGalaxy S7 edge(SC-02H)ですら1440×2560のQHDを搭載している。
2017年6月発売のGalaxy S8以降はQHD+(1440×2960)という解像度のディスプレイを搭載している。
市場での真の勝利を勝ち取りたいのなら、3日で飽きる美人(筐体)ではなくディスプレイにコストを割くべきだ。
ディスプレイやタッチフィーリングは、使えば使うほどに良し悪しがでる。

もうちょっとがんばってほしかったなぁ~というのが本音ですわ。
根深い層でのファンを固めていれば、四面楚歌となった時にさえ、拾う神が現れたかも知れない。

ちなみにGalaxyを比較に出しまくってしまっているが他意は無い。
実際に使っていたからこその比較だ。

謎の独自規格、「NMカード」

次は外部メモリが残念だった件。

そう、HW-02LはなんとSDカード非対応・・!!!
そしてHUAWEI独自規格であるNMカードというものしか対応していない。
(「NMカード」は「ナノメモリーカード」と読む)
そもそも内蔵ストレージが128GBあるから、そこまで困ることは無さそうだが、バックアップだったりPCにデータ取り込みたい時なんかは地味に面倒。
カードリーダーも付属していないし、むしろSDもNMカードも非対応で押し通してくれた方が潔かった。
ちなみにNMカード、国内純正品としてはドコモオンラインショップビックカメラ.comで購入可能なことを確認した。他にも取り扱い店舗はあると思う。
そしてビックカメラ.comの方が結構高い・・という価格設定も謎。
NMカードリーダーはAmazonの並行輸入のものかヨドバシ.comのものしか無さそう(?)。

SIMカードのように非接触で何かをできそうな未来があるわけでも無さそう。
とにかく普及してなさすぎて使いづらいものであることは事実なんだよね・・。

P30 Proにとって最強の武器であるカメラがイマイチ。

さて、最後の悪い点は「カメラ」のこと。
P30 Proにとって最強の武器であるカメラがいまいちだと感じた部分がある。

まず一つ。
接写が強くなったのは非常に素晴らしいことだが、実は広角レンズに切り替わってしまうのと、レンズが変わることで画素数が2000万画素に変更されてしまう
つまり最高画質のままでの接写ができない・・つまり4000万画素のまま接写できない・・!
特性の違うレンズを切り替えることで使い勝手をアげる・・発想としては素晴らしい。だがそれをするならば全レンズのセンサーを4000万画素にしてからやってもらいたい!
さらに言えば望遠レンズのセンサーは実は800万画素だ。レンズのF値は3.4・・
私にとってこれは、「描写力(シャープさという意味で)を維持するためにあえてF値を暗くした、しかし暗いほどノイズが乗りやすくなる、だから画素数を抑えるしかなかった。」・・そんなつまらない妄想を私に掻き立てさせる・・。

まだまだ続くよ!
過去にツイートもしてた内容だけど、同じ4000万画素クラスで前身であるHUAWEI P20 Pro(HW-01K)と比べて、どうにもシャープさやコントラストがいまいちな気がする。

そう、P30 ProではP20 Proにあったモノクロのセンサーが無くなっている。
個人的にはカラーセンサーとモノクロセンサーの併用による高画質が売りだと感じていた。事実、家族が使用しているP20 Proはかなり写りが良いと思っている。だからこそ自分もP30 Proを入手した。
私は入手してから画に違和感を感じ、調べてから気付いたが、事前にモノクロセンサーが廃止されたことを知っていたらこの機種を使うことはなかっただろう。

ちなみにモノクロセンサーが廃止された経緯に関してはIT media Mobileの記事がわかりやすい。

・IT media Mobile:「なぜモノクロセンサー廃止に? NMカードの狙いは? 「HUAWEI Mate 20」シリーズの秘密を聞く (1/2)」
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1811/26/news068.html

私の思うP30 Proのカメラで撮影できる写真は、言ってしまえばこうだ。
「高画素のカメラを搭載しただけのスマホの写真じゃん、コレ」

正直、半年使った今でもP20 Proと比べてP30 Proの写真はP20 Proよりも高画質だと胸を張って断言できない自分がいる。
はっきり言って「中途半端に月面が撮影できる」ほどの望遠なんて必要無い。究極までトリミングしてもクレーター表情までわかるような高精細な画像が撮れているような真の力・・そんなものを突き詰めてほしかった。
HUAWEIのインタビュー記事なんかを見ると「Leicaと共同開発」「Leicaとチューニング」なんて言葉をしきりにつかっておられるが、どういうことなんだ?
そもそもLeica、望遠に命を懸けてないでしょうが!ちなみに解像感にも命を懸けてないよね?
Leicaの担当者たちがモノクロセンサーと超望遠を天秤にかけたとき、どちらを選ぶのか?
Leicaはいつも単純な高画質ではなく質感であったり色であったりオンリーワンの何かを追求していた・・そう私は思っている。

HUAWEI P30 Pro(HW-02L)のカメラに関しては、あくまでも私自身の個人的な感覚でしかないが、Leicaらしさが炸裂しているわけでもなく、4000万画素をフルに活かした超絶高画質に吹っ切れているわけでもない中途半端な存在。
それが私の見解だ。

まとめると買いなのかどうなのか!?

デザイン、カラーに運命的なものを感じたなら「買い」だ!
私としては「買い」の理由としておすすめできる要素はもうこれしか無い・・!
だが、デザインが良いということは魅力としては最強だと思うよ。

ダメなところをいくつも書いている私自身、このデザインに関してはもはや非の打ちどころが無く、いまだかつてないほどにとても気に入っている!
半年使い続けているのもそれが理由だと言っていいだろう。

カメラ性能に関して言えば同価格帯で、もっと良いスマホがある。
Leicaブランドを目的としたいのなら、ミラーレス一眼をおすすめしたい。画質もライカらしさも雲泥の差だ。

いつもの一言

それにしてもこの機種、写真の比較方法がおかしいところも含め話題はすごかったよね。
あの頃のHUAWEIの勢いは本当にすごかった・・!
今も廃れたわけじゃないけども。

カメラの望遠レンズとその光学ズームの機構に関しては、かつてのソニーのコンパクトデジカメを彷彿とさせる光を屈折させ本体内部でのレンズ駆動でズームを行う方法を採用している。
私個人としては、この方式ですごいものを作ってくれるのは絶対にソニーからだと期待していたが・・

さて、大々的に発表され、日本発売も恐らく秒読みのタイミングでアメリカの水差し。
まぁ実際に怪しさや不信感を払拭できないようなカスタムをしていたのは事実らしいのでなるべくしてなった結果とも言える。
これまた2019年よりも以前から指摘されていたにも関わらず、HUAWEIはスタイルを変えなかった。
そんなHUAWEIにこんな言葉を贈りたい。
「おごれる者も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」

ここまで言っておきながらなぜHUAWEI P30 Proを入手したのか?それを説明したい。
私自身、うまく表現できない不信感をHUAWEIに対しては持っていた。
ドコモテレビターミナルにもウンザリしていたしね。

しかしこのHW-02Lを使おうと思ったきっかけは、ある人との会話からだった。

「部品単位、細かな金具とか、至る所に中国製品は使われている。逆に日本の製品も使われている。だから中国メーカーを使わないようにしたら困るのは中国だけでなく日本はもちろん他の国も困るんだよね」

彼は中国やアメリカを行き来する必要がある仕事をしている人間。
この言葉の説得力は私の心にグサりと響いた・・!
結局は持ちつ持たれつの世界だ、ってことに今更ながら気づかされた気がした。
そういった背景がありながら、HUAWEIがいち企業ということだけではない何か別のスペクタクルな要素がふんだんに盛り込まれている叩かれ方に気持ち悪さを感じたという部分もある。

だから、私はHUAWEI P30 Proを使おうと思ったんだ。
これまで私はひかりTV for docomoの記事などでもHUAWEIのことをリアリスティックに書いてきましたが・・やはり使わずして何がわかるのか!?とも思っている。
本当に塵となってしまう前にわずかばかりの支援をね。

・・とは言っても火のない所に煙は立たないと言うので、はっきりとしてほしいと思うよ。

最後にHUAWEI、あんたらが目指すべきところ、越えるべき相手はiPhoneじゃない。
そう、Galaxyだ・・!

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